佐賀市に現存する茅葺き「くど造り」の武家屋敷、山口亮一旧宅。画家・山口亮一が、後進の育成や創作の拠点としたこの家は、建築や空間の魅力と佐賀の芸術発展の礎という記憶を併せ持ちます。
私たちエフデデザインワークスは、佐賀市よりこの旧宅を活用するトライアル活用事業者として選定されました。
多彩な芸術や文化にふれる体験を通し、手仕事や人と人との交流の楽しさを共有できる「みんなのけいこば」を育んでいきます。古くて新しい拠点を一緒につくっていきましょう。
※このサイトはエフデデザインワークスが運営・管理しています。
scroll
佐賀の美術の発展を願い、創作や後進の育成に尽力した画家
山口亮一(右端)と家族
山口亮一
1880(明治13)年、佐賀市赤松町、旧鍋島藩士の家に生まれ、6歳で医師山口亮橘の養子に。
1906(明治39)年、東京美術学校(現東京藝術大学)西洋画科入学。
1911(明治44)年、東京美術学校を主席で卒業後、帰郷。
1913(大正2)年、久米桂一郎、岡田三郎助、北島浅一、御厨淳一らと佐賀美術協会を設立。初代会長に就任。
1943(昭和18)年、佐賀県師範学校美術教諭を23年間勤め退職。
後進の育成に力を注ぎ、近代佐賀洋画壇の発展に貢献。
1966(昭和41)年、勲4等瑞宝章を受ける。
1967(昭和42)年、87歳にて永眠。
山口亮一旧宅
佐賀県遺産(22世紀に残したい美しい佐賀)
2006年認定
築200年を超え江戸時代の面影を残す山口亮一旧宅は子孫へと受け継がれ、1993年、佐賀市に寄贈されました。建物の老朽化や文化的価値を踏まえ解体の計画が進められていましたが、残してほしいと願う市民の署名や寄付などにより存続が決定。現在まで守り受け継がれています。
2003年、NPO法人まちづくり研究所が改修、2005年開館。2006年より約19年間同法人が運営。
2025年、公募によりエフデデザインワークスが活用を提案。佐賀市より新たな活用候補者として決定されました。
<佐賀市の今後の事業計画>
2025年11月~2026年10月頃 トライアル活用期間(予定)
2026年12月 活用者決定(予定) ※2026年11月~6月 改修工事(予定)
2027年7月以降 活用開始(予定)
エフデデザインワークスとは
エフデデザインワークスは佐賀を拠点に日本画、彫刻、現代美術、建築、デザイン、コラージュ、ZINE、本づくりなど、それぞれの領域で手を動かしながらものづくりをするグループです(代表 大串亮平)。
2025年11月にスタートしたトライアル活用事業では、子どもたちやその親御さんたち、地域の方と一緒に楽しめるワークショップ(体験講座)や展示を通し、いろいろな手仕事から広がる楽しさを共有していきます。この山口亮一旧宅を一緒に後世に繋いでいきませんか?皆さんのご来館をお待ちしています。
めざすところ
スケジュール